「写真のエッセンス」ー世界のプロフェショナル28人が語る写真作法ーという本をもらいました。
写真と向き合うのをしよう!!としたら贈られたられて来たのです。
最初は難しそうと思ったのですが、もしかして目覚めさせる本かも?の予感がして、イントロダクション=序文から読み始めました。
まずは写真を撮るより頭の中を洗濯です。
イントロダクション(序文)には「写真は撮るものではなく、つくるものなのです」 アンセン・アダムスの言葉が冒頭に大きく書いてあります。
1888年に、コダックの創設者であるジョージ・イーストマンは、写真を撮ることはまったく簡単なことだという考えを広めようとしていました。19世紀にコダック・カメラ ー小型で、使いやすいカメラで、乾式ゼラチンのロールフィルムに100枚の写真が撮れるー が発売されたときの広告のスローガンは「あなたはシャッターを押すだけ、あとはおまかせください」というものでした。そのカメラによってイーストマンは誰の手にも写真がいきわたるような基盤を打ち立てたのです。
それから半世紀が過ぎた1943年、技術のさらなる進歩によって写真がさらに大衆にいきわたっていたころに、ヨゼフ・アルバースはコダックのスローガンが「何の心配もなく写真を撮ること」を推し進めたと述べた後、次のように続けています。「そういう方法で写真を見ることは、最低限の方法ではあるが、私たちが写真に取り組み、理解する方法はそうあるべきではないのです(1)」と。
しょっぱなから、スゴイ序文(1)の始まりだと思います。それが(5)まで続いています。
よく解っちゃいないけれど、直感では内容の濃い本みたい。しかも面白そう!! わくわくします。
序文をゆっくり噛みしめるために何回かに分けて紹介します。