2013年、長崎は雨もようの元旦を迎えました。
母のいる施設は、元旦にお部屋で食事がとれます。
元旦の昼食にあわせて、姪の手料理を持ってご挨拶にでかけました。
着物姿ででかけたら「どちら様かと思ったわぁ、、」と母。
母の昔の羽織と、新しく仕立てくれていた小紋はぴったりあいました。
まだまだ、上手にできていない着付けを直してくれる90歳の母。
写真をとってくれたり、アレコレと手伝ってくれる妹。
お正月から、女四人で賑やかな笑い声です。楽しい元旦でした。
どうして、人間の気持ちを動物は察知してくれるのでしょうか?
毎週会うリック君は緑内障に罹って目は見えません。
でも、気配がわかります。かしこい犬です。
先日は、レッスンの前に「どうしたの?」と近よってきました。
直前に、私が車事故を起こしかけたのが解ったのでしょうか?
間一髪でドキドキの事故から救ってくれたのはリック君だったかもしれない!!
おまけに「抱っこしてもいいよ」と膝に上がってくれました。
やさしいリック君に抱っこしてもらいました。
ありがとう、リック君。
クリスマスカードと一緒にステキなプレゼントが届きました。
思いがけないことに、カリフォルニアからです。
プレゼントの箱には、カードといっしょにレッド・オレンジのTシャツ、小物入れ、エッセンシャルオイル。
今年の夏、長崎でセミナー開いて下さった池田佳奈さんからでした。
My favorite colorをおぼえていて下さっててうれしい!!
さっそく、ラベンダーのエッセンシャルオイルの香りに包まれて、ゆったりとしています。
ありがとうございました!!
仲良く兄弟でまつぼくりを演奏して、YouTubeにあげました。
弟のH君は、体格もよくて大きいけれどまだ年長さん。幼稚園児には見えないといわれているそうです。
来春には、小学1年生と4年生になる兄弟です。たのもしい!!
H君は、猫ふんじゃったの他に、お兄ちゃんの弾いた曲を耳コピーしてピアノを弾いています。
お兄ちゃんのT君は、弾き歌いが上手になりました。伴奏もバッチリです。
兄弟でも性格がちがって、面白いコンビを組んでいますよ。
長崎出島オランダ商館跡地で、今年最後の出島の集いでした。
師走になって寒い日でしたが、内外倶楽部に5名がお集まり下さいました。
ここ出島に橋がかかるのを皆さん楽しみにしていらっしゃいます。
まずは、前回の長崎手帖「山里町の雀」の調べ物でした。
宮田さんから、解らなかったことば「椽」(たるき=屋根を支えるために棟から軒先に渡す長い材木)を教えて頂きました。
今回は、長崎手帖のNo.7・8から。「あら、お菓子」渡辺庫輔さんは、長崎のお菓子の指南文を書いていらっしゃいます。
長崎の菓子は、過去に於いては、確かに日本の菓子の先頭に立つものであった。
高松の唐饅頭、仙台の柚べし、佐賀の丸ボウロ、熊本のカセイタ、松山のタルト、博多の鶏卵素麺、平戸のカスドウス、鹿児島の文旦漬など、今日、その土地を代表する菓子はいづれも長崎から製法を伝えてのであった。
それらの菓子は、長崎の町には極めてありふれた菓子であった。それだけに、長崎の菓子屋は、その一つ一つに力こぶを入れなかったのであろう。
長崎には、わずかに、カステラだけが名物として残された。かつて、長崎が天下に誇った砂糖漬けも忘れられた。・・・(長崎手帖・「あら、お菓子」より抜粋)
ここ、オランダ屋敷のお隣さんだった松本さんと宮田さん。
鶏卵素麺、丸ボウロ、文旦漬。それにもちろんカステラ、鶴の子、饅頭は大好きです。
安土桃山時代に南蛮菓子として長崎から広まったお菓子たちです。
みなさん、和菓子を食べましょう!!
大きくなりました。おふたりさん。
見て、見て!! わたしのブレスレットかっこいいでしょ!!と。
ニコニコ顔になってご披露してくれました。
今日は、「たまりや たまりや」をうたいながら大きなボタンを穴に通してフェルトのブレスレットをつくりましたよ。
あっという間の2年半でしたね。ふたりとも元気いっぱい、わらべうたが大好きです。
2年前の夏にあかちゃんとお母さんのわらべうた講座が出会いでした。
Yちゃんは、春から幼稚園かな? Sちゃんは、弟ができてお姉ちゃんになりました。
スクスクと育ってオシャマなおふたりさんです。
先日、ゆうこう(柑橘)をもらいました。
外海町にわらべうた取材に行っていたころ、日宇さんからよく聞いてはいても食べたことがなかった。
長崎市の土井首地区と外海地区を中心に自生していた長崎独自の香酸柑橘みかんで、産地化を進めているそうです。
ミカンのようにむいて食べるのかとカン違いしていました。皮は固いです。
さっそく、ゆうこうティーにしてみました。
味は、レモンに似ていて酸っぱさ、香りももっとマイルドでした。
ゆうこうティーもいいけれど、焼き魚やフライに絞って美味しいかも。
他に、外海で日宇さんがゆうこうパンを焼いていらっしゃるらしい。
今度、久しぶりに日宇さんともお会いしたいです。
物事にとらわれず子どもは、探究心があるのがわかるTEDです。
15:25分の映像のはじめ1分は、人間がいかに過去の認識にとらわれているデモンストレーション。
次にカエルも認識にとらわれて、虫を捕獲している例がでます。
1:30秒後、アリの動画を食べようとしてスマホの画面に突進するカエル姿が笑えますよ。
あそびやゲームからうける面白さ、楽しさは学校の成績とは別格のもの。
ぜひ、先生方や子育て中の親の方々にあそび、好奇心が大切なことをわかってほしいです。
わらべうたもあそびの宝庫。フムフムとこのTEDに見はまりました。
「TOMITALIA トミタリア展」ではソファー、器、テーブル、ティーポット、花器、タペストリーなど。
どれもこれも冨田デザインが、よく考えられてステキなものばかり。
とりかぶと岳の自然の中で、洗練された身近に使うものがあって心地よい空間をつくっていました。
「意匠二次元半」について
僕は外来語の「デザイン」を’意を匠らす’「意匠」とした明治の解釈に魅了されている。身近になりすぎた現代の「デザイン」の陰に隠れて、「意匠」は簡潔で美しい響きとニュアンスがあるように思われる。造形や図案に限らない、もっと本質的な生きているそのものの反映という意識からも、僕の考えている「what is design」には「意匠」がぴったりで具合がいい。
「二次元半」とは二次元と三次元の間すべてをアナログな「半」の一語に集約したのである。
四次元は三次元の向こう側でなく二次元と三次元の間にあると言う人もいる。
浮世絵にあるのは、光と陰の現象を写実的にとらえるリアリズムとは対照をなす、図と地のバランス、即ち疎密のリズムによってみせていく空間である。伝統的に日本人は、空間を一旦平面的な要素に還元してから認識するといわれている。
重ね並べ、折り曲げといった平面的であることの自由さをうまく活用すれば、量(MASS)から出発する西洋の造形には実現できない領域があるのではないだろうか。直感したのは1990年。ロンドン。
三次元空間であくまでも平面とその質にこだわり、そこから立体へと造形を展開していった場合、出来上がりはおのずと彫刻的な三次元のあり方とは違う。その違いの本質を称して「二次元半」ということにしたのである。三次元には未だたどり着かず、二次元との狭間をさまよっている……..いつもみる夢。
「一点」にこだわり、その情報価値を高め、他の「点」とを結んでいる「線」を増やし、それぞれを太くしていくこと。情報発信力のパワーアップこそが、デザイナーの仕事であると確信している。「点」は無数にあり、世界は宝の山である。
ローカルに徹し、グローバルに発信してゆく。グローバルに思考し、ローカルに行動してゆく。
デザイナーと職人集団との共生も、知恵と技のバランスは、図面に終わらず、工房での対話+職人たちのネットワークによってすべてが可能になり、すべてが不可能になると思う。
冨田一彦
「ローカルに徹し、グローバルに発信してゆく。グローバルに思考し、ローカルに行動してゆく。」いいことば!!ですね。
冨田一彦さんのコンセプトにフムフムと感じ入りましたよ。
大村市のとりかぶと自然学校・生活科学研究所で開催中でした。
そこは、大村の高速インターから降りて15分ほどで、 鳥甲岳(とりかぶとだけ)の山麓にありました。
蛇行した山道をのぼると数棟の建築が並んでいます。壁全面にポリカーボネートで覆われている八角形の建造物。
その会場で冨田一彦さんの展覧会が開かれていたのです。
私の部屋にあるお気に入りのソファ「FUKPUK」(フクプク)のデザイナー。
長崎出身で世界的に活躍されている方です。
イタリアから帰国されて初の「TOMITALIA トミタリア展」ワクワクでしたよ。
自然に囲まれた会場はよかった。作品もすばらしかった。
ザンネンなことに、撮影OKをもらえたのにGoProがカメラモードのままで動画をとりそこなったのです。
最終日だったのに、しまったぁ!!
寒くなってコタツがほしいころになりました。
先日にお邪魔した家には、囲炉裏があって炭がくべてあります。
炭に火吹き竹で火をおこす姿にホ〜!! なつかしかぁ。
福島のわらべうたが頭をよぎりました。
「五つ、 囲炉裏にゃ絶やすな 火種 ハァ 富貴万福末繁盛」
炭で暖をとると空気もやわらか、落ち着いたこころもちになります。
西澤律子さんのフォトワークショップ参加メンバーによる写真展です。
今年で2回目。NAGASAKI LOVERS IIにいってきました。
会場は、長崎水辺の森公園にあるアリコビル内 シビックホールです。
太陽がふりそそぎ、ガラス張りから海もみえるステキな会場でした。
みなさんご自分の作品をていねいに展示していて、写真が大好きな仲間でワイワイとにぎやか。
出展はしなかったけれど、私は、春のフォトワークショップに3回参加したのでおかげで写真が楽しくなりましたよ。
2012年春のフォトワークショップのようすです。
フォトワークショップ1・フォトワークショップ2・フォトワークショップ3
ながさきまちあるき写真展
日時:11/3(土)〜11(日) 10am-5pm 5日(月)休
場所:アリコビル内 シビックホール(県美術館横)
入場無料
水木しげるさんが結婚する前の頃を描いたマンガ本です。
昭和26年から昭和35年までの家計簿がもとになっています。
本では「ゲゲゲの女房」より前から一家の大黒柱で、お金にキューキューしていたんですね。昭和30年前後の紙芝居、TV、洗濯機、冷蔵庫がなつかしい。
よく知らなかったけれど、水木しげるさんは鳥取県境港市の出身だったんです。
その境港に国立の坂野知恵さんが10月中、面白いイベント「暮らしとアートとコノサキ計画」で滞在中。
わらべうたのアーティストとして招待されていて、楽しそうな坂野さんたちの活動でこの街がステキなことが刻々とわかってきました。
坂野さんを通じて、マンガ本や境港市が近くに感じれます。
境港は、海に幸山の幸も豊かでステキなところですね!!
苦手だったエギングのフォームがちょっぴりできるようになりました。
フォームができても、やってもやってもかからず、自信がありません。
肩はバリバリ、ココロは折れそうになって場所をかえて神ノ島へ。
あきらめかけた時にググっと、初アオリイカです。バンザイ!!
たぶん、ガット(そ雑なこと)が修正されたからでしょう。
アオリイカは、刺身にもちゃんぽんにもウレシイ海の獲物ですぞ。
FGノットも結べ、初アオリイカもゲット!! 乾杯〜。
お祝いは、とんかつに生ビール。美味しかったァ!!
2012釣り合宿は、これから本番スタートです。
長崎歴史文化協会であった長崎くんち考の講座の続きです。
越中哲也先生のくんちに向けての講座は人気です。
長崎の歴史をもらさずご存知ですので、県外からも問合せがきます。
講座がおわってもテキパキとくんちの手配やお客様に対応されます。
長崎には、くんちを指南される重鎮が居なくてはなりません。
お元気で来年もお願い致します!!
青木賢清伝
梵鐘の銘(慶安四年ー1651)遷宮
宮司大僧都 金重院賢清 神主 青木大輔
不知其基何時也・・・・・・
賢清伝 ◯唐津住 草野、松浦氏の一族青木永俊の子
◯唐津鏡神社転 後、佐賀に住し修験道に入る
◯武雄山内宮野黒髪神社(天台宗黒髪大権現)
◯青木氏と公文九郎左エ門(長崎の人、武雄?)
慶長19年(1614)の長崎の町
最初の6町 江戸、内下、樺島 本五島、浦五島、本博多、新・本興善、 後興善、金屋、今、引地、桜、内中、小川、船津(18町)
古川、本紺、興善、豊後、小川、上、紺屋、大工町、魚(9町)
寛永18年(1641)内町25。 外町74。
くんち7日は11町。 9日は10町
寛文12年(1672)全市77町と(丸山、寄合、出島)÷7=11町
7つに分けた理由
◯初期のくんち奉納踊
楽器(太鼓(大小)、鼓(大小)、笛、鉦)
舞台、檀尻(山車) 歌舞伎(慶長(1603)年間より)
獅子舞(八代市 北斗祭)浮立、流鏑馬(やぶさめ)
◯くんち料理(長崎学 續食の文化史p78-93 純心博物館刊)
太平、海老糖、しめじ茸、カステラ
料理 十六寸(豆)、栗ようかん、南京芋、蓮根、鰯塩焼、カンボコ、桃饅頭、栗、千代飴、結びコンブ、赤飯、刺身、塩物
[資料]寛文長崎図屏風(イギリス・リタン号入港1673) 長崎諏訪礼屏風(国歴民博)
長崎古今集覧名勝図絵、長崎名勝(肥塚本)、くんち絵巻(1800)長崎市史風俗編
長崎歴史文化協会とは・「ながさきの空」No.1〜No.125
長崎歴史文化協会
〒850-0027 長崎県長崎市桶屋町54
095-821-1540