長崎のお隣り長与町に、新しく300戸もあるベットタウン緑ケ丘団地が できています。
先日、そこの集会所でわらべうたを体験してみたい親子の為の無料の イベントが終わりました。
当日集まった親子は、2歳児親子2組、1歳児親子2組、0歳児親子2組の計6組でした。
あいにく、わらべうたの写真を撮るのを忘れてしまったのですが。
次のようなわらべうたであそびました。
うみだよかわだよ かれっこやいて わたしょ べごべごどんぶかっか
終わってから、緑ケ丘団地の会長さんが様子を見にいらして是非この団地の子どもたちにも わらべうたをして欲しいと言われました。
今までに、新団地の会長さんにこんなに切望されたのは初めてでびっくり、 この団地を良くしようとしていらっしゃる想いに頭が下がりました。
わらべうたが面白い、うたを覚えて子どもとあそんでみたいと思う親子が団地内に出てくると うれしいですね。
今回のお世話役は金田さん。本当にお世話になりました。
長崎さるく「桃カステラの作り方」講習会のご紹介です。
前回は、2009年2月に参加。2年ぶり2011年2月11日に出かけました。
よく考えて見れば、カステラにはバターが入ってないんだ!!
カステラは和菓子でバター、生クリームなどを使うのは洋菓子なのですね。
知らなかったぁ! 和菓子も洋菓子も作り方が解ればもっと美味しくなりますよ。
長崎さるく「長崎学さるく」” シュガーロードと桃カステラ”
桃カステラのつくりかた
配合(11個〜12個)
卵(5個) 330g
砂糖 270g
小麦粉 220g
水飴 60g
水 60g
行程(生地)
1,ボールに卵えお割り、軽くほぐして砂糖を加える
2,8〜10分間ハンドミキサーで泡立てる
3,小麦粉をこし器でふるい、ホイッパーで混ぜる
4,型の7〜8分目に入れ、オーブン温度180℃で焼く
5,表面に焦げ色がついたらオーブン温度170℃に下げ、さらに焼く
6,焼き加減は、表面を指で軽く押さえ、戻れば焼き上がっている(30分前後)
仕上げ
桃カステラの台(生地)の熱を冷ましている間に、緑色と茶色に着色して
餡で葉と枝を作る。
1,1回目のすり蜜をうすくかける
2,桃の頭部に色を吹きかける
3,2回目のすり蜜をかけ、葉と枝を漬けて仕上げる
講習指導:長崎県菓子工業組合長崎市支部
協賛会社:㈱サンフリード
:山徳商会
桃カステラ講習会も1回では、見落としたり忘却のかなたへの年齢になって、、、がっくり。
でも、Kodak playsport (プレイスポーツ)が再学習に大活躍しました。
いつもバックに。シンプルHDでチョチョット撮せてgoodなヤツです。
さぁさ、熱い緑茶と手作り桃カステラを食べよっかな、、、、美味しいぞ。
大好物の桃カステラ講習会に行ってきました。
前夜までは、2度目だしヤッパやめたい、、、と迷いましたが頑張って行ってみました。
午前と午後の2コースの予定が人数が少なくて午前の21名のみ。
おかげで西部ガスメルカプラザでゆったりと講習会が受けられました。
2009年2月にあった講習会では、参加者が多くて6つのテーブルに8人ずつ、48人がびっしり。
作り方はすっかり忘却のかなた。でもお土産の桃カステラが嬉しかったのです。
今回は、全体の流れがわかってる分、慌てずに参加できました。
講習会に、小学校の男子を2人とご両親の家族連れの参加者もいらっしゃいましたよ。
先生は、1テーブル毎に長崎市内の現役バリバリで活躍中の和菓子屋さんが。
私のテーブルは、シュガーロード講座の岩永徳二氏に当たりました。
お仲間には「もう4回目の参加です。」って方も。
上には上がいらっしゃるもので、おかげさまで作るのもお世話もスムーズでした。
ウレシイのは、途中で何度も味見ができたんです。
出来たてホヤホヤのカステラをパクリ、すり蜜をペロリと。コレが良い!!
ヤッパリ、頑張って行って正解でしたよ。
長崎サンセットマリーの海側に出てみるとヨットやクルーザーがいっぱいでした。
丁度、ヨットの出廷中。 わぁ、、、寒いのに。
急ぎ、走って近づくと、、、あら、子どもだったんですよ。
小学6年生。長崎のあちこちから、このヨットスクールに週1回通っているそうなのです。
今年、初の出航でしょうね。
スクールの子どもたちは、あっと言う間に、ヨットの帆に風を受けて沖へ、、、、、。
教えてくれた子どもは、コーチとゴムボートで出航しているみんなのところへブワァ〜ンと。
りっぱなマリーナ施設で、ヨットも、クルーザーもたくさん陸に並んでいます。
寒空に船底を点検してる人がチラホラ。
ヨットって判断力、体力、時間、財力がいる最高にチャレンジで贅沢なあそびですものね。
この小学生たちはヨットマンを目指しているんでしょうか?
私のショアジギング事始めもですが、海にあそぶって長崎ならではのこと。いいもんですよ。
あらっ、足先をみれば、私の大好きなゆらり、ゆらりの浮桟橋が帯のように長くのびています。
これは!!っと乗って先端へと。そおっと、、、、そおっと。
子どものころ出島岸壁の浮桟橋に乗って遊んでいたんですもの。乗らずにはいられません。
懐かしいなぁ、、、、このゆら〜り、ゆらりがタマラナイんですよ。
2010年10月10日を砂糖の糖=10とかけて始まった長崎シュガーロードフェスタin出島の
最終回に行ってきました。
講座3回目の長崎の料理研究家「もしもお砂糖がなかったら」脇山壽子さんでした。
「さとう」という字がどうして「砂糖」の漢字になったかは、砂のような粒で米のように白く
唐(中国)から来たものだったからだろうとの話から始まりました。
砂糖の発祥地はニューギニア→インド・・砂糖の歴史は、紀元前からとずいぶん古いそうです。
また、砂糖と同じく出島からの長崎の伝統野菜で白菜は昔、貴重な植物で盆栽のように飾って
いたそうで墨図絵が残っています。
あら、盆栽に白菜を飾ってる図は、今じゃヘンテコリン。
葉を一枚づつ剥いでは大切に食べていたそうですよ。貴重だったんですね。
また、長崎から発信したポルトガル語源の(約4000語)言葉は、カッパ、襦袢(じゅばん)
メリヤス(靴下)、ビードロ、コンパス、フラスコ、パン、カステラ、こんぺいとう・・・。
10回にわたるシュガーロード講座は、江戸時代に長崎の町がいかに砂糖で動いてて諸藩や
江戸に影響を与え、お金と換金できるものだったにつきます。
「砂糖は金なり」という時代だったのですよ。
知らないことがたくさんあって、面白い毎土曜日の講座でした。
今朝、長崎歴史文化協会で越中先生の誕生日を祝う花束贈呈がありました。
先生は今日、2010年12月13日で89歳になられました。
おめでとうございます。
今日の歴史文化協会の講座は、松澤君代さんでした。 講座「幕末派遣留学と密航留学からみえてくる人間模様・文久遣欧使節団」
その前に史談会やいろんな方々のお祝いとして花束が贈呈されたのでした。
その折にも、いつものような面白い話や対話がでて、笑いの渦の中に居合わせて本当に良かったです。
先生は、父と同じく長崎の文化財や歴史物、美術工芸、祭りごと関する仕事がら昔から 親しくさせていただいています。
先生が40歳頃でしょうか、父たちと一緒に船釣りに行ったりなど。右端が私です。
先生は、母と一歳ちがいの年上でいらっしゃいます。 今朝も、歴史文化協会に行きましたらいつも母の様子を気遣われて、ありがたいことです。
その上、私のわらべうた取材のやり方や、いろんな人との出会いを勧めて下さります。
先生に取材の心得として教わったことですが、思わず、そうだそうだ!と肝に命じて 手帳に記していました。 備忘の為に再記しておきます。
1)取材と話を聴く(勉強)のちがいを自分でわきまえる4)はとくに私が電話取材を受けて、ラジオで自身のトーンの低い声を聴いてガックリ落ち込んだ 時がありました。その時、教えて頂いた心得でした。
* 取材の時はお土産はいらない
* 取材相手の名前を出す
2)取材、記事の順番をしぼる。新→旧へ 多方面にしない
3)自分から歌わない。(キッカケをさがす時は唱えで)
*くどくど言わずにおばあさんと話すこと
4)第一声のかけ声(あいさつ)で相手を自分のペースに取り込む
これこそ、身銭を切って国内外取材をされたり、長く現役でラジオ、TV、講演に出演されてきた 貴重な経験と知恵なのだと思います。
どうぞ、これからも元気で長崎文化協会でたくさんの知識と知恵、それに笑いのある講座を続けて 下さることを願っております。
「パアン・デ・ロー」からカステラへ の講座で脇山順子先生の本を買いました。
レシピだけの本ではなく、料理をめぐる長崎のお話がプラスされている素敵な本でした。
どんなかなあ?と思ってパラパラと手に取りページをめくってみると、、、、懐かしかあ。
昭和32年「長崎のおもいで散歩3」のページに釘付けになりました。
昭和30年代は、私が出島オランダ商館内で暮らしていた小学生時代です。こんな風景でした。
「長崎のおもいで散歩」も面白そうでワクワクしてきました。母と一緒に見てみたい本です。
本ー01「30回、よく噛みなさい」が母の口ぐせーの記事から始まりました。
本ー06「家族で分けあって食べるとおいしい」ー
そうそう、本当にケーキやあんこ餅なども分けあってみんなで食べていましたね。
もうすぐクリスマスですがクリスマスケーキなども紹介してありますよ。
もっと子どもの食育を大切にして気を配ってあげれば良かったと反省しました。
でも、娘は高校生からお茶を習っていたおかげで「七夕」や「お月見」の茶懐石料理を
味わっていて私より味覚がスルドイなあと感心しています。
家庭料理は日頃が肝心よねって。まだまだ、、、、間に合うかも思っています。
若いお母さんに読んでもらいたい本です。
長崎シュガーロードフェスタin出島「パアン・デ・ロー」からカステラへの講座8で教えて
頂いたポルトガルの箱づくりです。
私が知っている日本の箱づくりとちょっと違っていたんですよ。
冬になると炬燵を出してみかんの皮をむいて食べたりしますね。
そんな折、ちょとしたみかんの皮などの生ごみをテーブル上に紙製ゴミ入れ箱が
あると箱ごと捨てられて重宝です。
最初は、折り方を間違えましたが脇山順子先生が丁寧に教え直して下さいました。
さあ、作ってみましょう。
上箱下箱のサイズは同じに折っても重なります。
この箱はポルトガルでは大きさや形を変えてたくさん使われているそうです。
厚紙で折るのでしっかりしていますから色紙でつくってあそぶ箱と用途が違うと思います。
折りたたんで携帯にもべんりですね。早速、この箱の良さを伝えましょう。
長崎シュガーロードフェスタin出島の 8 回目の講座に行きました。
今回は、料理研究家 脇山順子氏の講演で珍しいポルトガルのお菓子でした。
「パアン・デ・ロー」
生焼けパアン・デ・ロー(Portoの南Ovarのレシピ)
材料
A=全卵:1個+卵黄:3個+グラニュー糖:50g
B=薄力粉:25g+シナモンパウダー:少々→合わせてふるう
クッキングシート
アルミ厚型
作り方
1)オーブンを170度に温め、型にクッキングシートを敷く。
2)ボウルにAを入れしっかりと白っぽく、もったりするまで泡立てる。
3)2)にBを合わせサックリと手早く混ぜ、クッキングシートを敷いた
型に入れ、2回軽く落として空気を抜く。
4)オーブンに入れて約10分焼く。
5)表面はきつね色で中はプルリンと揺れる状態で取り出す。
6)冷ましてからいただきます。
外はハチミツをいれたような湿カステラ風、中はねっとりしたプリンのようで甘く
コクのある美味しいお菓子でした。
長崎のカステラの原型と考えられるポルトガルスタイルのスポンジケーキだ
そうで、さまざまなバリエーションがあるそうです。
先生の本「かあさんのレシピ」も購入し、面白いポルトガルの菓子箱の作り方も習いました。
ぜひ一度、作ってみようっと!! 素敵な講座をありがとうございました。
長崎県菓子工業組合の岩永梅寿軒の岩永徳二氏の講習でした。
シュガーロード講座の7回目は、和菓子や砂糖文化に力を入れて伝えていかなければ!
という意気込み感じられました。
先日は、「落雁のつくりかた」が旧長崎内外クラブ横の芝生広場であったり、
この「龍」をかたどった工芸菓子や桃カステラの実習とか面白い取り組みをされています。
講座は、「和菓子の一年」というお話でした。
和菓子の一年
一月(睦月・ムツキ)正月
鏡餅、お題菓子、花びら餅(松、竹、梅、水仙、鶴、亀等を題材)
お節料理などが食される。
五日(小寒)、七日(人日、七草粥)、十一日(鏡開き)、
十七日(土用年に4回有り)、 二十日(大寒)
二月(如月・キサラギ )
節分菓子(豆類)、草餅(蓮餅)等。
三日(節分)、四日(立春)、十九日(雨水)
(立春、立夏、立秋、立冬の一日前をのことを節分という。)
三月(弥生・ヤヨイ)
上巳の節句、お雛様の節句(桃菓子=長寿)、彼岸(牡丹餅・ボタモチ)、草餅、
桜餅、卒業。
六日(啓蟄・ケイチツ)、十八日(彼岸の入り)、二十一日(春分の日)、
二十四日(彼岸明け)
四月(卯月・ウヅキ)
入学(桜等を題材)、桜餅、花見団子等。
五日(清明・セイメイ)、十七日(土用)、二十日(穀雨)
五月(皐月・サツキ)
端午の節句(鯉菓子、かしわ餅、ちまき等)。
五日(端午の節句)(立夏)、二十一日(小満)
六月(水無月・ミナヅキ)
水無月、ういろう系菓子。
六日(芒種・ボウシュ)、十六日(和菓子の日)、二十一日(夏至)
(和菓子の日・嘉祥菓子の日、{嘉祥元年・848年}仁明天皇が菓子を神前に供え疫病除けを願ったと伝えられています。)
七月(文月 ・フヅキ)
七夕(棚機)、棚機女、乞巧奠・キコウデン、 織姫様彦星様伝説、短冊、中元、
土用餅。
七日(七夕・小暑)、二十一日(土用・土用餅=アンコロ餅)、二十三日(大夏)
八月(葉月・ハヅキ)
お盆(盆菓子)、細工菓子、口砂香等(口砂香=白米、落雁=もち米)。
七日(立秋)、二十三日(処暑・ショショ)
九月(長月・ナガツキ)
重陽の節句、菊の節句(着せ綿、菊類)、彼岸(萩の餅)十五夜(団子)。
八日(白露)、九日(重陽)、
二十日(彼岸の入り)、
二十二日(十五夜{中秋の名月、旧暦八月十五日}、
十六日・イザヨイ(立待月、居待月、寝待月、更待月、別名=芋名月)、
二十三日(秋分の日)
十月(神無月・カンナズキ)
長崎くんち(くんち菓子)桃饅頭、金花湯、ぬくめ細工菓子。
七、八、九日(長崎くんち)、八日(寒露)、二十日(土用)、
二十日(十三夜{旧暦九月十三日、別名 栗名月 豆名月})
二十三日(霜降・ソウコウ)
十一月(霜月・シモツキ)
亥の月(十一月六日〜十二月五日)、亥の日(十一月九日、二十一日、十二月三日)
亥の子餅(旧暦 亥の日に食べる餅。亥の日の亥の刻に食べると万病を排すと言われる。)
炉開き(風炉から炉え変わる)亥の子餅を用いる。
七日(立冬)、十五日(七五三)、二十二日(小雪)
七五三(徳川綱吉が始めたと言われ元になったのは、髪置、袴着、帯解の成長祈願)
十二月(師走・シワス)
歳暮、冬至。
七日(大雪)、二十二日(冬至)
冬至(かぼちゃ、小豆を食べ、柚子湯に入る。長崎の旧家ではぜんざい餅を食べる。)
新年に向けてのお節料理やお菓子などの準備が行われ、又運気そば等が食される。
草稿ももたずに話されたのは和菓子に対する思いが深い方でした。
ありがとうございました。
長崎シュガーロードフェスタin出島の「洋菓子のおいしい作り方」講座6回目に行きました。
シュークリームの実演を兼ねた講座で第2回のホワイトチョコのムースといい美味しい
お菓子が食べられて嬉しいです。
今日は、大村より長崎県洋菓子協会・会長、甘木阿津美氏で洋菓子店「シュクルボワ」の
オーナーの講習でした。
作り方ポイントなどお菓子づくりの好きな方は大いに参考になったと思います。
シュークリームのレシピ
シュー生地 (「シュクルボワ」の配合、約120個分材料)
牛乳 300cc
水 700cc
無塩バター 600g
塩 15g
グラニュー糖 20g
薄力粉 600g
全卵 1000g
ファルス・クリーム(詰める中身)
生クリーム47% 2:5 カスタードクリーム
カスタードクリーム
牛乳 1000cc
卵黄 240g
グラニュー糖 220g
薄力粉 105g
バニラスティック 0.5本(真ん中から裂く)
作り方は実演されたのですが、、、、コツのポイントです。
シュー生地のコツ
*鍋に入れてシュー生地を煮込みヘラでかき混ぜる時はお寿司と同様に
切るようにヘラを使う。
*生地はヘラを横にしてルーがヘラの左右から三角形になって落ちる硬さがOK
*下火200度20分、下火160度15分(焼き色になるように)
カスタードクリームのコツ
*卵黄に砂糖を入れたら直ぐ白くなるまで(空気)を入れ混ぜる。
これは、100度の牛乳と混ぜたとき卵黄が煮え固まらないようにする為。
*薄力粉は2回こす。(粉臭さが嫌な人はコンスターチを入れる)
*弱火で煮て固まるまで混ぜ1リットル=グツグツしたら1分の割合・焦がさないで。
*クリームはバットに開け冷やす。その後1日冷蔵、3日間位保存可。
菓子職人とは、同じ美味しさのお菓子をコンスタントに多量に作ることが
出来るかが素人と職人の違いで、又シェフはすぐに料理を食べてもらえるが
菓子職人はテイクアウトが基本なのでスタンスが違うとも話されました。
うた
もぐらうちゃ こんやまで もぐらうちゃ こんやまで
こんくらいうっも てぶらにかえすは おんごもて じゃごもて
あそびかた
「もぐら打ち」の行事をまねるしぐさあそびです。
二枚の布を結んだ物や、新聞紙を丸めて藁のバットに見立てて
地面をたたきながらうたいます。
前回、2005年の「もぐらうちゃ」です。
きろく
長崎の三京えのき保育園の子育て講座です。
2010年11月6日にお父さんたちと藁で「もぐらうち」をつくりました。
出来上がった「もぐらうち」を手に持ちうたいながら床を叩きます。
南高来郡の有明町に伝わるわらべうたのご紹介です。
同町にお住まいの松本信子さんに「もぐら打ち」の行事についてお聞きしました。
ここでは、一月十四日の日に、子どもたちが集まり町内の家々を回るそうです。
農作物に害を与えるモグラを追い払い、豊作や無病息災などを願います。
訪れる家は、新婚のお嫁さんが初めてお正月を迎えた家。その家の軒下の地面を バット状にした藁(わら)を振りかざして打っていくそうです。 藁といっても一メートルくらいの竹を藁でまいて縄できびったものです。
たたいて回ると、その家主から子どもたちにお菓子が振る舞われます。
もしも、お菓子など何も振る舞ってもらえなかったときは、うたの最後に憎まれことばを言うそうです。
「おんごもて」とは鬼の子をもて、「じゃごもて」とは蛇の子をもて、とも言われ何とも強烈な物言いです。
また、松浦市星鹿地区では、今年も一月六日に正月行事「もぐら打ち」が行われたそうで、ここでは「祝いましょ 祝い餅(もち)くれたなら 末も繁盛 世も繁盛」「どーんとどっさり福の神」などという歌詞で、青竹を藁でくるんだ棒で玄関先の地面をたたいたそうです。
わらべうたのことばには、このような福を呼ぶものや、ドキッとするような ことばを大っぴらにうたうあそびが他にもたくさんあります。
いずれにせよ、子どもたちにとってみんなで大声を出して元気にうたうことは ストレスがなくなり、その上お菓子までもらえる面白い行事なのです。
(長崎新聞 掲載)(2005年1月10日 東向保育園にて取材)
11月6日(土)に長崎の三京えのき保育園の子育て講座にわらべうたをすることになりました。
親子といってもお母さんと子どもの組を想定していたのですが、フタを開けるとおじいちゃん
お父さんとの組み合わせをメインに企画されたそうです。
そこで、すぐに頭に浮かんだのが島原の松本さんに2005年1月に伝承して頂いたわらべうた
「もぐらうちゃ」でした。
プログラムは藁で作ってあそぶ「もぐらうちゃ こんやまで」や顔あそび、こもりうた
長崎のわらべうたなどを計画。
前回のわらべうたブログの「もぐらうちゃ こんやまで」は藁がなかったので布を2枚結んで
あそんだんのでした。
藁と言っても、、、、お米の取り入れは終わってしまい藁を積んでる風景も最後のころです。
急なことで、諫早のみさかえの人に聞いても手に入らず困ってしまいました。
諫早の平野を運転しながら頭は藁、藁、藁と、目は田んぼです。
あっ、藁を積んでいる人がいた!!
転がるように田んぼに走ってお願いしたら、気持よく分けて下さいました。
よかった!念ずれば通じる。 ありがたく貰ってきた藁たばです。
作り方は島原の取材でお世話になった馬渡先生に早速電話で問い合わせました。
教えて頂いたて作った藁のもぐら打ちです。
やっとできた藁の「もぐらうち」ですが部屋の中は藁だらけでした。
これで、面白い「もぐらうちゃ」が子育て講座の親子であそべると思うとワクワクします。
長崎シュガーロードフェスタin出島のシュガーロード講座3回目に行ってきました。
講師は、長崎の旧家で263年の歴史のある「入来屋」いりきやを営まれている脇山壽子さん。
入来屋は、延亨元年(1744年)より長崎の貿易商として、砂糖を中心にこれらの貴重な
品々を取り扱い、現在も、砂糖をはじめ小麦粉などの食品全般や、健康食品を取り扱う
食品卸業の老舗だそうです。
本日の講演「もしもお砂糖がなかったら」について聞いてきました。
砂糖の効能
1、防腐作用
2、保湿効果
砂糖は、素材の水分を保つ。カステラは水飴も加えることでしっとりする。
塩は反対に水分を外に出す。(エソのつみれ汁の時コリコリっとなったわけです。)
3、素材を柔らかくする。
お肉やハンバーグに少量の砂糖を入れるとふっくらする。
4、トロミをつける。
砂糖は、ジャム特有のゼリー状態を作る時、ペクチン、砂糖などの糖類と酸を適量入れて
加熱するとゲル化して美味しいジャムになる。
5、長持ちする。(有平糖・ぬくめ細工)
蜜漬けにした桃、柚子、金柑(きんかん)、りんご、ナツメ、ザボン、
冬瓜(とうがん)、生姜(しょうが)などを漬ける。
塩と同じで、砂糖の単体では賞味期限がないそうです。
長崎県の無形文化財ぬくめ細工の技術保存伝承者:松尾玄次氏
6、ブドウ糖 は脳のエネルギー源。
砂糖は食べてから数十秒で体内でブドウ糖となるそうです。
摂取カロリーの約四分の一が脳の働きに使われるそうで朝からチョット甘いもの
を食べると良いらしい。 疲れた時も甘いモノが食べたいものですね。
7、リラックス効果
脳が欲しているからだそうです。
8、砂糖湯
あかちゃんが産まれた時に最初におっぱいや砂糖湯を飲ませる。
余談:私は、子どもがおでこにタンコブを作ったときは直ぐに砂糖水を付けます。
娘は、今になって病院に連れていかずに砂糖水だけだった!と愚痴を言いますが
何でも病院まかせではなく昔の知恵なのですが、、、、
脇山壽子さんは、脇山料理教室もされているしてこの長崎シュガーロード連絡協議会委員
で長崎の旧家の方だったのですね。
砂糖が出島の砂糖蔵から江戸や全藩に広まらなったら食だけでなくあらゆる文化も開かれ
なかっただろうと言われました。
10月16日、長崎の出島オランダ商館跡地にある内外クラブであった
第2回シュガーロード講座に行ってきました。
講師は上柿元勝シェフ。
長崎ハウステンボス「ホテルヨーロッパ」総支配人兼名誉総料理長をされて
フランス農事功労賞シュヴァリエを受章された方でした。
フランス料理は、日本料理と違って砂糖を使わないことが多いそうです。
そのかわり、フランスはデザートに砂糖をたっぷり使って甘くするそうです。
長崎などは日本でも特に料理に砂糖をたっぷり使うので大違いですね。
味噌、醤油、大村寿司、桃カステラなども甘いです。
料理のポイント
*肉や魚に焦げ目を付ける料理の時は素材は室温に戻してから焼くこと。
*オリーブ油よりオレイン酸の多い五島の椿油を料理に使う。
*チキン料理に野菜をいれると甘みが出る。
*酒、ワインなどを入れたら必ず煮切(アルコール分を飛ばす)ってから。
*料理に塩(海の子がお気に入り)を入れたら熱を通す。
チキンのホワイトクリーム煮とアンリーブ添えです。
デザートはホワイトチョコのムース
スペインの高級ホワイトチョコのムースの中に長崎の松浦でとれた夏果という柑橘類のジャムが
入っていました。
ビックリ!の美味しさでしたよ。
外はふんわりとしたムースで中はトロリと甘酸っぱい柑橘でした。
スウィーツが好きな方は、ぜひオーナーのお店で長崎ココウォークの電車通りから見える
1Fにある「パティスリー・カミーユ」に行ってみてください。