わらべうたとゆかいな日々
わらべうた 長崎のこと スモーク(くん製)


ミシマ社は、自由が丘のほがらかな出版社。前から注目しています。

2006年10月に株式会社を設立。このblogにも「ミシマ社って。」と絵本「はやくはやくっていわないで」で登場。

ミシマ社のスタートをえがいてある本「計画と無計画のあいだ」は読んですがすがしい。

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ほぼ日のポッドキャストを聴いていなければ、このミシマ社や三島邦弘さんを知らなかった。語り方だけでどんな人かわかるもの。魅力的な人でした。

雑誌などで特集がくまれていたり、TOKYO MX NEWSで取り上げられたり、出版界に風穴があいたようです。

ミシマ社のほがらかぶりがよくわかるyoutube。


何でもやってみる!! 原点回帰のこころいきが元気をよぶ本です。感性をみがき、直感を信じてまず動く三島さんにエール!!




post acrd「西澤 律子・写真展」の案内をもらいました。

ココウォークの前のビルの3F「Gallery hexa」にて開催中。ガラス張りの広い空間に、色とひかりにあふれる写真が展示してあります。

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”serendipity” 会場の入口にはお友達のポートレイト。カナダのバンクーバーの風景、女の子のポートレート、植物の写真は明るくのびやかです。

西澤さんに撮ってもらった成人式、家族、結婚式、個人アルバム本も展示してありました。

写真館やスタジオ内でなく、自然の中の姿を撮って1冊本に。ステキなポートレートです。

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このアルバム本は面白い!! 表情が箱物の内よりリラックス。自然をバックにすると人はやさしい顔になるのですね。

今までの写真館やスタジオ撮影のやり方が変わるかもと思いました。




続、ジョブスの本2を読むと、私のアップル歴10年が重なる。

自分が使ってるappleの製品。Mac、iPod、iPhone、iPadがどのように生まれたか!! やっと2で、文字が頭にスーと入るようになりました。

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一章ずつの目次だけです。

第32章 ピクサーの友人      :・・・そして敵
第33章 21世紀のマック      :アップルを際立たせる
第34章 第1ラウンド       :メメント・モリ 死を忘れるなかれ
第35章 iPhone          :三位一体の革命的製品
第36章 第2ラウンド       :がん再発
第37章 iPad           :ポストPCの時代に向けて
第38章 新たな戦い        :昔の戦いの余韻
第39章 無限の彼方へ さあ行くぞ!:クラウド、宇宙船、そのまた先へ
第40章 第3ラウンド       :たそがれの苦闘
第41章 受け継がれてゆくもの   :輝く創造の天空

ファミリーアルバムを見ると、子どもに本を残したかったのがわかります。




続、スティーブ・ジョブス2を荒々しく読みました。1は、まるで交差点で人がしゃべっているのを聞いている感じでしたが。

やっぱり、スティーブ・ジョブスをよく知らない私は、2も一章ずつの目次がシンプルでわかり易いです。

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一章ずつ。目次ですが端的に書いてあります。

第22章 再臨    :野獣、ついに時期めぐり来る
第23章 王政復古  :今日の敗者も明日には勝者に転じるだろう
第24章 シンク・ディファレント:i CEOのジョブス
第25章 デザイン原理:ジョブスとアイブのスタジオ
第26章 i Mac    :hello(again)
第27章 CEO    :経験を積んでもなおクレイジー
第28章 アップルストア    :ジーニアスバーとイタリアの砂岩
第29章 デジタルハブ     :iTunesからiPod
第30章 iTunesストア     :ハーメルンの笛吹き
第31章 ミュージックマン   :人生のサウンドトラック

ざっと読んで行くと、自分のアップル歴をふりかえってみたい!!と思いがわいてきました。




ジョブスがプライベートまで明かして本にしたかった理由が書かれてあります。

「僕のことを子どもたちに知ってほしかった。父親らいしことをあまりしてやれなかったけど、どうしてそうだったのかも知ってほしいし、そのあいだ、僕がなにをしていたのかも知っておいてほしい。そう思ったんだ。」

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第11章 現実歪曲フィールド:自分のルールでプレイする
第12章 デザイン     :真のアーティストはシンプルに
第13章 マックの開発力  :旅こそが報い
第14章 スカリー登場   :ペプシチャレンジ
第15章 発売       :宇宙に衝撃を与える
第16章 ゲイツとジョブス :軌道が絡み合うとき
第17章 イカロス     :のぼりつめれば墜ちるだけ
第18章 ネクスト     :プロメテウスの解放
第19章 ピクサー     :テクノロジー・ミーツ・アート
第20章 レギュラー・ガイ :凡夫を取り巻く人間模様
第21章『トイ・ストーリー』:バズとウッディの救出作戦

それぞれの章で友人、親戚、競争相手、敵、仲間の人たち、合計100人を超えてインタビュー。その目線でジョブスを書いてあります。

でも、私にはいろいろな人の観点があり過ぎで、渋谷の交差点に立ってるようでした。




ジョブスの目が何かを伝えようとしている。この本の荒削りな紹介です。

本書がうまれた経緯

作者、ウォールター・アイザックソンは、2004年にジョブスに伝記を書いて欲しいと頼まれるが一度、断っている。

しかし、2009年から本格的に書き始め、一度、休止。再開して英語版は2011年10月21日に世界同時発売。日本では講談社より2011年10月24日に発行です。

ジョブスは、最初から、本には口は挟まない、それどころか、あらかじめ見せてもらう必要もないと。作者を驚かせている。

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1巻は全1章〜21章。

第1章 子ども時代    :捨てられて、選ばれる
第2章 おかしなふたり  :ふたりのスティーブ
第3章 ドロップアウト  :ターンオン、チューンイン
第4章 アタリとインド  :禅とゲームデザインというアート
第5章 アップルⅠ      :ターンオン、ブートアップ、ジャックイン
第6章 アップルⅡ     :ニューエイジの夜明け
第7章 クリスアンとリサ :捨てられた過去をもつ男
第8章 ゼロックスとリサ :グラフィカルユーザインターフェース
第9章 株式公開     :富と名声を手にする
第10章 マック誕生     :革命を起こしたいと君は言う・・・

1は、まだ続きがあります。発売からわずか10日で100万部を突破したとのことです。すごいなぁ!!

この本は、Amazonで買えます。




「長崎手帖」を読みながら語りましょう・・「出島の集い」の方針がつきました。小册ながら昭和30年代の長崎人の息づかいが聞こえて面白そうと。

故田栗奎作(たぐりけいさく)氏が発行された昭和30年〜42年までの小冊で全40冊。
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「長崎手帖」創刊の言葉


こんど、こんな小さい手帖をだすことにしました。長崎のさまざまな味と色と匂を、こぼれるようにもりたいと思っています。

世の中が、つまればつまる程、なぜかユーモアがほしくなり、カサカサした生活に、すこしでもうるおいを持たせることが出来たらというのが、私のささやかな願いです。

薄っぺらなものですが、毎月出して行きたいと思っています。

もし、この手帖の中のどこかが微笑をさそい、ひとつの話題となり、そしてひとときの憩いとなることが出来れば、この上もないことです。



このやさしい言葉が、ジ〜ンと心をうちます。あたたかい眼差しで長崎を見つめた方がいらっしゃったのですね。

半世紀をすぎて「出島の集い」の場で、微笑をさそう憩いの小册にさせて頂きます。感謝いたします。



「今をいきる力」という文化講演会に行って来ました。文化ホールは人でいっぱい。
長与町は、長崎市のベッドタウンで人口が4万を越えました。市内に通勤、通学の人が多くのどか隣町です。

若い頃、読んだ五木寛之「青春の門」は面白かった!! 79歳になられても元気に月半分は講演などで出かけられる作家。エッセイスト・作詞家でも有名です。

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よくぞ長与町へ来られたものだ・・わけがありました。1000回、一度も行った事のない土地の講演を引き受けてようと目標を掲げ、後200回足らずで達成だそうです。長与町は初めての土地だった。

五木氏の毎日のライフスタイルとは。。
午前6時に床に就き昼過ぎに起きて、午後8時頃から仕事がはかどる。ふつうの真逆のスタイルがピッッタリで午前0時頃が頭も冴え油が乗ってくる!! そうです。

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「今をいきる力」とは強い心や弱い心を・・・どうにかすることではなく。「硬い心をしなやかな心に。」と話されました。

まったく!! 硬い心はボキッと折れます。私自身に言われたようでした。 ありがとうございました。



音の響きのちがいがわかるyoutubeです。

わかりやすくオルゴールの響きで実験をしています。電気楽器(電気ピアノ、キーボード・・)とピアノのちがい。ほほ〜!!と納得です。



ヴァイオリンと同じ材質の楓や黒檀の板にオルゴールをくっつけて響きを比較。木の材質もですが、共鳴ボードの形を変化させても響きがまったくちがってくるんですよ。

クリアーなちがいにビックリ!! 本は「人生が深まるクラシック入門」伊東乾著・幻冬舎新書です。



”英語は、やさしい本を訳しながら単語も覚える” 母のアドバイスです。

昔、買っていたピーターラビットを楽訳本にしよう!! A Treasury of Bunny Stories(英語版)を本棚から探してきました。

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ハードカバーで分厚い本なのですが、ペラペラめくってみると・・かわいい絵が楽しそう。絵に惹かれて訳してみるか!!と選んだワケです。

まず、表紙のTreasury【@】トゥレジャリ=宝庫、宝物、資金、財務・・英辞郎から。それに、bunny=うさぎちゃん(幼児語)、rabbit=うさぎ。違いもわかった。・・・牛歩ですね。

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私には、英文が少ないのも良い!! びっしり書いてあるとノックアウトです。



五島へ・・わらべうたの講演で行ってみたい!!の願いが10月に実現します。

以前、長崎市香焼図書館でわらべうたをした時のご縁で、Sさんから依頼の電話があったのです。Sさんは、数年前に香焼図書館を辞めて五島市へ移住されてたそうでした。

私には一度も行ったことのない五島は、近くて遠い島でしたが、Sさんは、五島へ惚れ込んでの移住だったそうで、それを聞くと期待がふくらみます。早速、長崎駅で五島の立派なパンフレットをもらってきました。

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パッフレットには、福江・富江町・玉之浦町・三井楽町・岐宿町・奈留町の歴史、 施設、民芸、自然が網羅してあります。教会マップ、椿マップ、ダイビングポイントマップ。 あらら、、釣りポイントマップも載っています。

パンフの郷土料理を見ては、ぜ〜んぶ美味しそう!! 壱岐島ではウニ丼をねらって行ったなぁと思い出します。 船に乗って渡る島ってなんだか気分がワクワクするんです。

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最近、家族あげて五島に帰った息子の友だち・・ともチャンは草草社という会社を立ち上げたそうです。行くにあったては、強い味方ができました。

五島へ。。楽しみ、楽しみ!!



長崎では昭和30年代、子どもが行くような図書館はありませんでした。

その当時は、リヤカーで古着や雑貨と一緒に古本も売っていたんです。母に本を買ってもらって題名を覚えているのは「夾竹桃の花咲けば」でした。

その本はもう手元にはなく、県立図書館に行ったらわかるかもと行ってみました。 すると、蔵書庫から探してもらった本は、すごく古いんです。びっくり!!

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古いはずです。佐藤愛子が母の時代だから、そのお父さんの佐藤紅緑の本ですもの。 記憶ではカラーの表紙だったような?・・少女クラブの昭和5年7月号〜昭和6年6月号。

多分、母が若い時に読んだ本を娘に!と買ってくれたのでしょうね。 どんなストーリーか覚えていないんですが、でも・・・嬉しかったのは確かです。

ちなみに、今でも母は佐藤愛子の本の大ファンです。


今から3年前、2008年の夏に面白い番組をポッドキャストで聴いていました。

番組は、ほぼ日の山田ズーニーさんの「おとなの進路教室。」 その第一章「ぼくが会社を辞めるとき」に三島邦弘さんは出ていらしたんです。

それから・・私にとってミシマ社の三島邦弘さんは注目の人だったのです。 とても、あたたかい出版社をつくっていらっしゃいますよ。

ミシマ社に感想文を出したら、担当者からお手紙をもらってビックリ!

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私は、08年夏「おとなの進路教室。」を聴き・・チクチク・手製のわらべうた布本を作って。 秋にリーマン・ショックで荒れ、世界の価値観も私自身もグラグラなると知らずにです。

山田ズーニーさんも16年務めたベネッセを辞められて、手探りで歩んでるステキな人。「おとなの・・」は有名人じゃなく、普通の人がもがいている話が聴けます。

三島さんの話、ストリートミュージシャンの話もgoodなのです。音楽も。


面白い絵本が2010年10月にでました“はやくはやくっていわないで”です。

早速、図書館に借りに行ってみました。人気な絵本でした。本館はもう借りられてて別館へ。しかし、別館は時間外で残念だった。

次の日に行くと絵本は予約が仇になって本館に戻っていた。つまり、ドタバタ・・・。あ〜、せわしなか。。

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私のとってる行動はまさしく・・はやく!! はやく!!
はてしない、はやくはやく病、はやくはやく欲。 いつもじゃないか?・・ヤメよう。

気分がグ〜ンと急降下、私自身の欲の姿をかいま見てガックリ。

やっと図書館から手元に届いた絵本は、ミシマ社のすばらしい絵本だった。
私あてに届いた・・首をうなだれるメッセージだったのですよ。

さぁさ、、この絵本は自分に買わなくちゃ!!
ミシマ社も注目してますよ。


貸してもらった本がとても面白かったのでご紹介します。
「まっくらな中での対話」 茂木健一郎withダイアログ・イン・ザ・ダーク です。

茂木さんは、1999年、日本で初めて開催された「ダイヤログ・イン・ザ・ダーク」に参加。
2009年に2度目の体験をし、その進化に驚く。
視覚障害者が、どう世界を認識し、外界からの情報を処理しているのかに、強い感心を抱く。
とあります。

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又、本の紹介文には、「ダイヤログ・イン・ザ・ダーク」
1989年にドイツで生まれた、真っ暗闇のソーシャル・エンターテイメント。
参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、何人かとグループを組んで入り暗闇のエキスパート
であるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験する。

これまでに、世界30ヵ国・約100都市で開催され、600万人以上が参加。
1999年からは日本でも毎年開催され、約7万人が体験している。
http://www.dialoginthedark.com/ と記されてあります。

私は、これと同じような体験を2002年の奈良、京都の旅行でしたことがあるんです。
京都の清水寺に随求堂「胎内めぐり」というのがあるんです。
「胎内めぐり」は、まさしく胎内に居たら、、、を体験できて印象に残っていました。

お堂は地下は真っ暗闇で、その中を「大数珠」の手すりをつたって曲がりながら潜って。
真っ暗闇をソロソロと手探りで歩みますが、奥の梵字の書かれた塔には光がありました。

それから帰路は、また真っ暗闇を通って出口へと進み、、、、でも、トンネルを通過する
という感覚で時間も短くあっけなかったのです。

でも、「ダイヤログ・イン・ザ・ダーク」は完全な暗闇空間に入って体験するイベント。
空間という広がりと、何かのアクションを自分でしたり、数人の人が一緒だったり、
アテンド=付き添って世話をする人がいたりとか、体験場面も時間もずいぶん違います。

正直に言うとこのイベントは、興味深々、恐ろしい、どうなるか?不安の気持ちが、、、。
でも、2002年の京都の清水寺の短い体験から9年経ちました。

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奈良・法隆寺の夢殿 しだれ桜 2002年

私は、今年、2011年に還暦を迎えます。
「生まれた時に帰る」ってことでしょうから、、暗闇のグレードアップを体験しようかなと。

今春の東京イベントの一つにしようっと!!   ワクワク、、どきどき、、はらはら、、。

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