長崎の出島で10月1日からシュガーロードフェスタin出島が始まりました。
オープニングイベントのシュガーロード講座第1回「出島と砂糖について」原田博二氏に
出かけました。
2005年に長崎のわらべうたの「あっかとバイ」と「イギリス イギリス」の撮影に
行った以来です。
あれから、5年たってずいぶんオランダ商館内の復元が進んでいました。
砂糖の事始めは奈良時代、754年唐僧の鑑真が初めて日本に伝えたそうです。
でも当時の砂糖は黒砂糖で薬として使われていて、今のような甘味料ではなかった。
それが、16世紀の後半になってポルトガル船によって大量に砂糖がもたらされ砂糖羊羹
砂糖饅頭、砂糖餅、砂糖飴などがつくられまた、このころ、カステラ、コンペイトウ
ボウロなどの南蛮菓子が伝わったそうです。
その砂糖をどのように運んだかというと船の船底に置きバランス良く船を安定させる
重量物(バラスト)として運んだそうです。
なるほど、当時は砂糖の輸入の玄関が出島だったので「長崎が遠か」と言うことばが長崎に
あるんですね。