わらべうたとゆかいな日々
わらべうた 長崎のこと スモーク(くん製)

あまりにも悲惨で、次々にアクシデントが続き、被災された方々は憔悴され、疲れ
落胆、悪夢から覚めていない姿が生々しく放送されています。

その放送を見て平常な生活をしている長崎の私たちは申し訳ないと思い、決して同じとは
思いませんが肩に力が入り苦しくなってきます。

私にできること、まずはささやかでも家庭内節電を始めました。
次は、高齢者の不安をすこしでも和らげるように行動することにしました。
老人施設にキーボード演奏しながら「紙芝居」を上演しに行こうと。

実は母は、アルツハイマー型認知症になって住宅型有料老人ホームに暮らしています。
その母のホームの職員の方が、14日の大災害のTV報道で皆さんが不安になってしまって
夜に騒動が多く大変だったと言われたのです。

入所の方々は、単独外出は禁止ですのでデイケアセンターから帰るとTVが外界からの唯一の
情報源になります。そして、いつもなら娯楽になります。
でも今はTV放送は一日中、非常事態宣言中です。不安になって当然です。

母は、カン違いして前日の惨事を、もう丸三日も放送を見続けていると話すのです。

これは、認知症ということもでしょうが、、、ショックが強すぎるってことです。
ホームに「紙芝居」を申し出ると、お願いしますとのことでした。

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紙芝居「さらやしきのおきく」を夕食後の食堂ホールで18:30分から上演しました。
始まると皆さんの身動きもぜず、食い入るような眼差しに、、、ビックリ!しましたよ。

終わったら「また来てね」「あなたの表情も良かったわよ!」と笑顔で皆さんに言われ。
母には「TVのドラマより生の声や表情はやっぱ、人ば引き込むねぇ」とお褒めの言葉です。
職員の方々の評判も上々で、やって良かったぁでした。

他に「紙芝居」ボランティアを近くの老人施設に申し出たのですが責任者が日曜日で不在。
残念ながら、、、保留になりました。

私にできることは、身近な足元からでも行動する事!と思っています。