わらべうたとゆかいな日々
わらべうた 長崎のこと スモーク(くん製)


私は、長崎に居ながら、生からすみは食べたことがなかったのです。


からすみというと、どうしても酒の肴、お酒が苦手な方には敬遠されがちですが、「生からすみ」はそんなイメージを払拭してくれる商品です。

「生からすみ」は3代目店主、上野初太郎が日本で初めて考案しました。当時、鰡(ボラ)卵の破れたものは干しからすみとして製品にすることができず、何とか別の商品にできないものかと試行錯誤の末生まれたのが、「生からすみ」です。

おかげさまで今では破れた鰡卵だけでは生産が追いつかず、干しからすみの原料も使うほどの看板商品になりました。
結果、昭和47年に、農林水産大臣賞を受賞致しました。
                         松庫さんのWebより。



さてさて、生からすみ丼です。

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一言、うまい!! ほんに、長崎のキャビアでした。

白ごはんに山芋のすり下ろし、青のりに生からすみがのっています。酒粕につけてあるのでぷ〜んとお酒の香り。まろやかです。

副菜のおにしめ。焼き魚、焼きトマトと南瓜。だし巻き卵とかぶにみそ汁。どれも家庭味です。これが800円で食べられるなんて!!

こりぁ、やみつきになりそうですよ。

つづく。




長崎の出島オランダ商館跡地に、からすみの松庫さんもお住まいでした。そこで「出島の集い」にお誘いにと、出店『まつくら』に伺いました。

松庫のご当主、上野順さんの妹さんの生からすみ丼のお店です。ほほう!! 生からすみ丼とは? 

妹の池田照さんは、「ここは、松庫の生からすみ出店・宣伝食事部なのよ」と。大きいテーブルに10個程の椅子、家庭的なマンション一室でした。

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池田さんは、長崎で生まれ育ち。その後、30年間東京に住み阿佐ヶ谷で「子どもの本や」をされ帰崎された方でした。

『まつくら』さんは、絵本があり、生からすみ丼が食べられる居心地のよいお店でした。

つづく。


からすみ茶屋 『まつくら』さん
長崎市東古川町3-11-201 
電話:095-827-1023 




島マルシェさんが、長崎県五島列島福江島の作り手と買い手をつなぐ手仕事市をひらきます。


素敵な島の作り手さんやワークショップがほくほくしながら待っています。
師走のすこし慌ただしいときですが、クリスマス前のうきうきする時期でもありますね。

あたたかいスープやパン、かわいい雑貨や陶芸、野菜などがたくさん集まります。

当日はキッズスペースも準備いたしますので、どうぞお子さんづれでもいらしてくださいね。



第1回の手仕事市がまじかになりました。

日時:2011年12月23日(祭日)
時間:10時 – 15時
場所:長崎県 五島市 上大津町 2154-1
  (旧福江空港前のコーヒー山)

島マルシェさん>>詳しくはここ

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五島の福江島でおもしろい市が始まりますよ。お出かけ下さい。




私が始めて活版印刷で作ってもらったのは、平成21年の年賀状でした。

名刺をたのみに音楽教室の近くの水田印刷さんに行くと、棚に活字があったんです。これは頼みたいと50枚作ってもらいました。

お店の棚には、インクで黒びかりした活字がずらり。でも、お父さんだけが活版印刷を細々としていて息子さんは継承されていないんです。

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活版印刷も廃業になると、活字の行き場は長崎印刷工業組合に。五島からもかなり来ているそう。

長崎活版巡礼展は、長崎に暮らしながら、地場の物、人、料理、伝統をつなぐ輪を広げている人たち「ナガサキリンネ」さんの主催でした。

同じように五島でも「島マルシェ」さんが作り手と買い手をつなぐ手仕事市をやろうとしています。

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長崎のわかい人たちの手つなぎ仕事が始まっています。

今回の巡礼展やワークショップで、活版印刷で作ったみたい!!と活版ファンが増えるといいですね。


水田印刷
〒852-8103
長崎県長崎市緑町8−10 一松ビル 1F
095-845-1550 ‎




巡礼展でみた活版道具のできるまでは気が遠くなるほど。道具をつくり出す先人の知恵がありました。

紙に活字が圧され、わずかですが凹凸の字に温もりがあります。紙に刻印された端整な活字が並んでいきます。

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いくつもの行程を踏んで出来た一個一個の活字たち。次に印刷の行程は、またたくさんの手間と熟練が必要です。

印刷工程

文選:原稿文によって活字の組み合わせを選ぶ。
植字:文の通りに配列ならべる。すき間を調整し組版に配置する。
結束:組版が崩れないように糸で全体を固定。
校正刷り:まちがいが無いか試し刷り。
印刷:正しく並んだ組活版を印刷機にかける。
解版:印刷が終了したら、インクを落として一個ずつ活字に戻す。

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緻密な道具とこの行程の手仕事とで作られて行く活版は消えて欲しくないですね。 続く。




長崎県立美術館で、本木昌造の起こした「長崎 活版 巡礼展」を12月3日~11日までしています。

なんと、無料。 五島から来ているトモちゃんと出かけました。

子どものワークショップ中で、クリスマスの図柄や、名前、いろいろ活版印刷が体験出来ます。

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服が汚れないようにと、子どもにブルーのだぶだぶエプロンがかわいい。手にインクをつけながらです。

アシスタントに手伝ってもらって、クリスマスツリーの文様やメッセージカードをカッタン、カッタンと押して、おもしろそう!!

10、11日は大人向け、親子のワークショップもあります。詳しくは、教育プログラムをご覧くださいね。

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トモちゃんから、大阪では、阪神淡路大震災で大阪の活版道具が全滅してもう出来ないと聞いて残念です。

今の世の中は、いっぺんに大量に印刷する方向に変わった。活版印刷はとてつもなく手間がかかる零細の手仕事です。

一旦、手仕事の道具が無くなれば、伝えたい人がいても無理な世の中になってしまった。

手間を惜しまず伝える人。道具。それをやってみたい若者。三つをつなぐネットワークはできないのかと思います。 続く。




第四回「出島の集い」。今回から読みすすめる『長崎手帖』ができました。

『長崎手帖』は、田栗奎作(たぐり けいさく)さんと真木満さんの写真つき小冊子。昭和30年〜40年ころの長崎の風景写真や人の声が聴けます。

赤の表紙で原册の2倍のサイズにすると大きな字になって分厚い。少し重くなったけれど、老眼ですから大きい字がいいんです。

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さっそく田栗さんご本人の「銅座町の生態」を音読しながら。銅座川は明治の末頃までは水もきれいで夏は、銅座の子どもたちの天国だったらしい。

石橋(大正橋)の上から飛びこんだり、どんぽ泳ぎでパチャパチャやっていると、橋を通る異人さんが人力車の上から小銭を投げていたそうです。

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銅座の釜屋小路は古くは川端通りと言われてたらしい。「長崎おもいで散歩」の写真集に『醉族館』の看板を見つけ、「あぁ!! 今もアル 、アル。」と松本さん。

こんど、通ったらお店と看板を探すのが楽しみです。




わらべうたが終わったら、エイちゃんのおかあさんから、おいもの差し入れです。

わぁ〜、おいも大好き!! 青いペーパーに一個ずついただきま〜す。

「ボク、これにしょう!!」「は、はやいなぁ。」「ふ〜ん、どうしよう?」
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「おかあさん、たべていい?」「むきかた、そうするんだ!!」「こうさ!! おいしいよ。」
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このおいもは、通販でお取りよせらしい。もしかすると、先日の「らっぽっぽ」の安納大学芋とおなじかも。おいしかったね!!

おごちそうさまでした。




第3回 ワークショップ を2011年12月11日(日)に開きます。


コンセプトは、現場の先生方とお話しながら、面白く楽しいわらべうた!!  

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ワークショップの内容 

1)わらべうた・クリスマスやお正月にむけてのあそび。

2)カリンバ(アフリカ生まれの民族楽器)にチャレンジ。

3)お手玉芸・ジャグリング

4)おすすめの絵本を紹介し合う。


第3回  わらべうたワークショップ 参加者募集

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日時:2011年12月11日(日)
   ①AM 10:30~12:00
   ②PM 14:00~15:30  ①②のどちらか。
対象:保育士(子連れ可) わらべうたに興味のある一般方
会費:1500円(一回)
場所:リトム音楽教室  *茂里町のココウォークから歩6分
   〒851-1132長崎県長崎市銭座町5-12  2F
連絡先:Tel&Fax :095-846-1642   携:090-9797-3709 山田ゆかり
    e-mail:
締切:12月8日まで要予約
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第2回 ワークショップ(前回、2011年11月)はここです。

2011年9月から月1回をめどに少人数で。園での保育内容、対象、行事に合わせたプロブラムです。

ワークショップに興味のある方はご参加下さい。


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我が家にMac登場の2年前1999年。初めてPCは、高3の息子にひょんなきっかけで来たんです。

知人が富士通FMVを息子に貸してくれる。でも3ヶ月で返す事になったんです。

イカン、これは息子に必要!!と即、東京で買って帰る。1999年7月のことです。

富士通FMVノート225,540円。妹にビックリされたぐらい、大金だったんです。


Apple Form Factor Evolution 1976 through 2007


その後、息子は、富士通FMVから「PowerbookG4」に鞍替え。つづいて、2001年に私のアップル歴も始まったのです。

知人からは、「今から世の中は、ウィンドウズだよ。」と。でもワクワクするのはMacだった。それからが私の悪戦苦闘の始まりだったのですよ。

好きなMacで、息子はIAMASに入学しました。




1955年生まれスティブ・ジョブス。2011年10月5日 享年56歳。

亡くなったのを知ったのは2011年10月6日朝のtwitterだった。あぁ、、ショック!!と日記に書いている。

じんわりと喪失感がにじみでてきたのは、なぜ? それは、スティブ・ジョブスの本を読み、私のアップル歴を調べ始めて解ってきた。

2001年に私はMacを買った。「Power Mac G4 Cube」2001年3月31日。この日から10年の年月は私を変えた。

アップルと私の歩みは10年。Macがいつもとなりに居た。おもしろかった。相性がヨカッタ。わからずにワーワー泣いた。50歳の時。

初めて「Think different」を見るとポロリです。そう、私はMacといっしょに歩んできたんだった!! よたよたしながら。






先日の大学芋が忘れられない!! 昔、長崎にもあった「らっぽっぽ」です。

あんまり言うので、娘が大阪からお土産に買って帰りました。お店は関西にたくさんあるんです。

大学芋・霧島 唐芋屋は、九州のパーキングエリアで買ったらしい。

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サイト広告で限定販売のOisixの黄金の密いも「安納芋」の字に目がとまり、クリックしようとしましたが、ヤメですよ。

家には、たくさん貰っているおいしい芋があります。

大学芋は、冷凍室にストック。で、ほしい分だけちょこっと出して、コソッと食べます。冷凍のコチコチが柔らかくなったころがベスト食感なのです。

ふふふ、冷凍室にいっぱい保存中。満足してます。




ー戦前、戦後に出島にお住まいの方々へー

長崎の出島オランダ商館跡地の最後の住民だった方々がいます。

出島は、1951年から50年かかって全て公有化完了。さらに10年経った2011年に「集い会」です。

今回からは、「長崎手帖」を土台にして出島と昭和30年ころを探って行ったら面白そう!! のテーマに沿って。どうぞ、お出かけ下さい。

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「第四回 出島集い」

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日時:2011年 12月4日(日)午前11時~13時
場所:長崎県長崎市出島町6 出島内外倶楽部 1F
喫茶・レストラン室 095-821-7200
会費:無料
内容:交流会(懐かしい出島の暮らしぶり、思い出など・・)
連絡先:携帯 090−9797−3709  山田ゆかり(旧姓 山口)
e-mail : warabeutaアットgmail.com  要連絡(12月3日迄)

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もうすぐ12月、やっと樹々が色づいて冬らしくなりました。

「日本まちあるきフォーラム」に来てね。というお誘いでセントポール通りからゆっくり坂道を登ると気持ちがいい。

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長崎は、街路地にナンキンハゼがたくさん。みどりから赤い色になっていくと寒くなったなぁとテクテク歩き。久しぶりの平和公園。だれ一人いない!! 

空は青くすんでいて、横断歩道の白いストライプとの赤のナンキンハゼ。思わずカメラを出してパチリ、パチリ 、パチリ。

時間が止まったよう。写真は一瞬を撮ってくれる。14:57分。たまたま、期せずしてお気に入りの写真を撮れた。

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でも、これは「下手な鉄砲も数うちゃ、当たる」と同じですね。とりあえず写真をたくさん撮ってから選ぶというマズイ方向へ来たのかも知れないなぁ。

これからは、先ずたくさん撮ってみるから、私はどんな写真を撮りたいのかに変えようと思っています。

私の先ず、先ずは、思考停止をよんでいるのですよ。 イケマセン。




ミシマ社は、自由が丘のほがらかな出版社。前から注目しています。

2006年10月に株式会社を設立。このblogにも「ミシマ社って。」と絵本「はやくはやくっていわないで」で登場。

ミシマ社のスタートをえがいてある本「計画と無計画のあいだ」は読んですがすがしい。

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ほぼ日のポッドキャストを聴いていなければ、このミシマ社や三島邦弘さんを知らなかった。語り方だけでどんな人かわかるもの。魅力的な人でした。

雑誌などで特集がくまれていたり、TOKYO MX NEWSで取り上げられたり、出版界に風穴があいたようです。

ミシマ社のほがらかぶりがよくわかるyoutube。


何でもやってみる!! 原点回帰のこころいきが元気をよぶ本です。感性をみがき、直感を信じてまず動く三島さんにエール!!


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